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お知らせ

町内会

「とれんベア」見学会の報告(円山西町町内会)

5月31日、ヒグマ対策用のゴミステーション「とれんベア」の見学会を開催しました。

4月の円山西町での「ヒグマらしき動物」の目撃情報は、私たちはヒグマが出没する地域に暮らしているという認識を改めて感じる機会となりました。ゴミステーションの管理は、町内会でできる対策の一つと位置付けていましたが、そうした中、近くの旭山記念公園に「ヒグマ対策用のゴミステーション(とれんベア)」が設置されたと聞き、早速、役員有志による見学会を企画しました。

見学会には、役員有志のほか、これまでのヒグマ勉強会に積極的に参加してくれた会員の方々、1月のヒグマ勉強会で講師を務めてくれた北海道大学Co-Stepの伊藤さん、札幌市環境共生課の清尾さんのほか、まちづくりセンターの一條所長にも参加いただき、総勢15名の賑やかな会となりました。

札幌市の清尾さんには、「とれんベア」の構造や導入の経緯について、また、ヒグマの専門家である環境部長の間野さんからは、改めて「ゴミ対策の重要性」や札幌市以外の導入事例についてお話しいただきました。ヒグマ対策に関して町内会でできること、できないこと、そして円山西町に「とれんベア」を導入した場合の懸念点等、当初の予想を超える活発な意見交換が行われました。ヒグマ問題は、一筋縄ではいきませんが、こうした機会を設けてヒグマについて考えることも重要なことだと改めて感じました。

7月には、再び「ヒグマ勉強会」の開催を予定しています。今年も様々な企画を通し、ヒグマへの関心を高めていきたいと考えています。

(文・円山西町町内会 会長 有賀 誠)

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